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1.2 船主要求

1.2.1 基本項目
(1)船種 内航コンテナ船
(2)コンテナ積載条件

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(3)航海速力(常用出力、10%シーマージン)約13.0ノット

 

1.2.2 付帯項目
(1)総トン数 : 旧法499トン以下(現行法380トン以下)
(2)就航航路 阪神−北九州
(3)航行区域 沿海
(4)積荷の種類 コンテナ化適合貨物
(5)航続距離 約2,000浬
(6)荷役設備 陸上荷役設備によるリフトオン・オフ方式とし本船荷役設備は設けない、倉口蓋は荷役時間を短縮可能なものとする。
(7)乗組員8名

 

1.2.3 解説
ここに参考として、船主要求決定までの経緯について記述する。
(1)実態調査
先づ、船主は設計条件を選定する資料として、下記の事項について実態調査を行った。
(a)貨物の流通実態
(イ)貨物の種類及び量
(ロ)主な積地又は揚地
(ハ)コンテナ型状の種類及びコンテナの所有者
(ニ)外航コンテナとの関連性
(ホ)採算上の問題
(ヘ)コンテナ適合貨物
(ト)コンテナ貨物輸送量の実態
(チ)現有コンテナの規格及び仕様
(b)港湾受入設備の実態及び計画
(イ)コンテナ専用岸壁の有無及びその概要

 

 

 

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